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カナリア諸島とスペイン間に2000km海底ケーブル

May 14, 2010, Tenerife/Paris--アルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)と、IT3とIslaLinkによるコンソーシアム、カナリンク(CanaLink)は、横浜で開催されているSubOpticで、数百万ユーロの海底ケーブル敷設契約を発表した。
 新しい海底ケーブルは、スペインのCadizからカナリア諸島のTenerife, Gran Canaria, La Palmaを結ぶ2000km。完成は2011年上期の予定。このネットワークによって、CanaLinkはカナリア諸島でのWWWへのブロードバンド接続需要増に応えることができる。また、新しいIPサービスとアプリケーション、高速データセンタをサポートする。これらは、再生可能エネルギー研究、通信サービス、行政に利用される。学術研究では、特にLa Palma島のロクデロスムチャチョス(Roque de los Muchachos)天文台に設置された望遠鏡に接続して利用する。
 スペインからTenerifeまでの主要リンクの最大容量は5.12Tbps。Tenerife政府はALIX計画で同島を、アフリカ、南米、ヨーロッパの情報技術ハブしようと考えており、CanaLinkはALIXに貢献することになる。また、この海底ケーブルリンクは、NAPWACI(Network Access Point of Western Africa and the Canary Islands)にも貢献する。NAPWACIは、Tenerifeに設置されたデータセンタで、ALIXの主要部分をなし、これによってカナリア諸島は西アフリカへの高可用、高信頼の接続ポイントとなる。

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