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回路技術によりLED照明のパワー品質向上

April 26, 2010, Plymouth--LED照明メーカー、ワンス・イノベーションズ(ONCE Innovations, Inc)は、独自の調整回路を搭載した初めてのAC LED照明を発表した。同回路により、現行のACLED照明に関連する全高調波歪(THD)、力率(PF)の両方が劇的に改善された。
 同社によると、新しい選択的電流分割(SCD)調整回路が、小型のAC LED照明を実現する上で重要技術となる。SCD技術を用いた製品は、簡単な抵抗照明エンジンにローコストのディスクリートコンポーネントを数個付け加えるだけでよい。効率、システム発光効率、パワー品質の劇的改善が実証された、と同社は主張している。SCD技術を実装した新製品AC LED製品ラインは、2950°K、84CRIで、システム効率75ルーメン以上、THDレベル20%以下、PF0.98以上を実現、これは5~100%までのスムースな疑似線形調光による。他の既存調整技術と異なり、SCDは単純な抵抗回路に比べて、発光効率を15%以上向上させる。SCD技術によるEMI増は関知できるほどではないので、フィルタやシールディングは不要。
 パワー品質は、すでにENERGY STAR ENERGY SAVING TRUSTで議論される問題となっている。「業界は、3W超LEDベースのすべての照明についてパワー品質レベルをTHD20%以下、PFは少なくとも0.95達成とすべきだ」とONCEは主張している。スイッチモードパワーサプライもしくは単純抵抗回路で電流を調整するタイプのいずれについても、ONCEラボで多くの既存AC LED照明をテストした。このテスト結果について同社CTO、Zdenko Grajcar氏は、「最大手の照明ブランド製品の中にもパワー品質が最悪のものが見つかったことで非常に困惑している」とコメントしている。また、同氏によると現行のSMPSタイプ調整回路にも電流波形を大きく歪ませるものがあり、THDは87%を超えていた。この同じSMPS調整回路がPFをさらに劣化させ、通常PFは0.6よりもさらに悪い。PFC(Power Factor Correcton)でパワー品質改善は得られるが、追加コストや複雑性が大きくなる、と同氏は指摘している。
 ONCEは、同社の特許となっているSCD調整技術を自社の全照明製品に用いるだけでなく、照明メーカーやLEDメーカーにライセンス供与も行う、としている。

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