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アジレント、チップスケールフォトニックシステムテストで提携

April 23, 2010, サンタクララ/サンディエゴ--アジレント(Agilent Technologies Inc)とカリフォルニア大学サンディエゴ(UCSD)は、UCSDキャンパス内にチップスケールマイクロシステム、ナノフォトニックシステムのテスト施設を新設した。
 同施設は、国立科学財団(NSF)主要研究計測(MRI)プロジェクトの一環として、アリゾナ大学が主導する複数大学統合アクセスネットワークセンタ(CIAN)と連結して設立されることになる。
 この新しいチップスケールフォトニックテスト施設は、UCSDキャンパス内のカリフォルニア通信情報機構(Calit2)に収容される。同施設は、将来のデータセンタやクラウドコンピューティング向けの技術を含む、多くのアプリケーションをターゲットにしたマイクロスケール、ナノスケールの高速コンポーネントおよびサブシステムのテスト、評価をサポートする。
 40Gbpsテスト装置一式により、NSFのMRIデータセンタテストベッド用機器のコンポーネントレベルのコンプライアンステスト、トラブルシューティングができる。また、このエリアでCalit2やCIANの作業を強化できる。今後数年で、UCSDのCIAN参加者は、チップスケールフォトニックテスト施設の基本データレートが40Gbpsから100Gbps(それ以上)にアップグレードされると期待している。また、同施設は、変調やBER計測を含むシステムレベル、ネットワークレベル解析機能も追加する。
 UAのオプティクス教授、CIANディレクタ、Nasser Peyghambarian氏はCIANのもう1つの主目的を「産業界のコラボレーションと民間への技術移転の展開」と説明している。
 アリゾナ大学(UA)は、NSFのもう1つの施設、光アグリゲーションネットワーキングに向けた新たなテストベッドの建設を始めた。これは、アジレント、FNC(Fujitsu Network Communications)、米国横河電機(Yokogawa Corp. of America)のサポートを受けている。
(詳細は、www.agilent.com)

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