Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 1, 2010, 東京--三菱電機は、電話局とユーザ宅の端末をつなぐ光アクセスネットワーク(FTTH: Fiber-To-The-Home)の通信速度を、現行の1Gbpsから10倍の10Gbpsに低コストで高速化する技術として、世界最高性能のデュアルレート・バースト光トランシーバを開発した。
Dual rateバースト光トランシーバは､10G-EPONとGE-PONの異なる光信号を混在送受信できる世界最高性能のデュアルレート・バースト光トランシーバ。特徴は以下の通り｡
(1) ‐31.2dBm（10Gbps受信時）、 ‐35.6dBm（1Gbps受信時）の最小受信感度
(2)10G-EPONとGE-PONを800ns以下で切り替え
(3) 82.5GS/sの高速で動作するデュアルレート対応サンプリングCDR(Clock and Data Recovery)

IEEE802.3av PR30に完全準拠する光学特性
ロスバジェット29dB、最大分岐数32分岐、最大伝送距離20kmに対応した高い光学特性を有しており、10G-EPON規格の中で最も厳しいIEEE802.3av PR30に完全に準拠している。