All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

LEDバックライトモデルがLCD TVの20%になると予測

March 31, 2010, Austin--ディスプレイサーチ(DisplaySearch)によると、フラットパネルテレビ市場全体は2009年、世界規模で32%を超す成長となり、リセッションにもかかわらず台数の成長率は2008年の水準に近かった。
 2009年の力強い実績、3DやLEDなどの新技術導入の強い影響を考え、ディスプレイサーチは2010年の世界のTV市場予測を1000万台以上増、2億2800万台としている。
 「新興市場におけるフラットパネル技術への急激な移行、成熟市場でも堅調な成長水準が維持されることで、2010年の見通しは改善された。これは特にLCD TVsについて言えることで、2010年は前年比24%増、1億8000万台に達すると予測している。これを牽引しているのが3Dのような新技術、LCDバックライトやインターネット接続などの新たな特徴などの導入だ」と同社TV市場調査VP、Hisakazu Torii氏はコメントしている。
 LCD TVの平均価格は、2008年から24%とこれまでになく下がり、この価格下落が2009年の成長に大きく貢献した。2010年、出来高加重平均価格(VWAP)は、LCD TVsでわずか5%、プラズマTVsで10%の下落と予想されている。この価格下落緩和の理由は大型画面サイズが新たに伸びてきたこと、価格は2009年にかなり落ちたこと、プレミアム価格のLEDバックライトLCD TVモデルのシェアが拡大することだ。
 プラズマTVの出荷は、2009年は2%減だったが、2010年には約6%増、1500万台を超えると予想されている。これには、40インチ+の伸び、多くのメーカーから出てくる3DプラズマTVが貢献する。CRT TVの出荷は引き続き減少傾向にあり、2009年は40%減だったが、2010年も36%減となる。
 LCD TVの出荷見通しは、2010年は1億8000万台、これは1つにはLEDバックライトモデルの急拡大がある。2009年、世界で出荷されたLEDバックライトLCD TVsは推定360万台で、そのうちの半分以上が4Q09の出荷分。2010年は、サプライチェーン全体を通じて各社ともLEDモデルに積極姿勢を見せている。
(詳細は、www.displaysearch.com)

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.