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アバゴ、スーパコンピュータ向け高帯域幅光相互接続で IBM と協力

March 29, 2010, サンノゼ--アバゴ・テクノロジー (Avago Technologies)は、業界で最も転送速度を有し、高エネルギー効率の組み込み型インタコネクト技術を発表した。この技術は、世界最高性能のスーパコンピュータの高速データ転送速度要求を満たす最適なソリューションとして、銅線に代替する組み込み型光ファイバソリューション。
IBM と共同で設計されたこの新しい小型 12 chパラレル光トランスミッタ/レシーバモジュールは、最大 120Gbpsのデータ転送速度に対応している。これは、現在のデータレートの 2 倍の速度。これにより新しいレベルの高性能コンピューティングが実現可能となる。この高い性能は、自動車安全性、天気予報、新薬の開発、ならびに全世界の油脈の発見などの一層の促進に貢献する。
これらのマイクロ・パラレル・モジュール製品は、主に IBM 用に設計され、IBM の新世代 POWER7 スーパコンピューティング・システムで初めて採用されている。
次世代 IBM POWER7 システム向けに設計されたマイクロ・パラレル・モジュールは、業界最小のフォームファクタで、ホスト・システムにモジュールを高密度タイリング実装出来るため、高集積パッケージが実現可能となる。アバゴが提供する組み込み型オプティクスソリューションは、高い信号品質、優れた温度管理および EMI 設計によってシステム性能を向上させる。
 IBM システム&テクノロジーグループ、パワーシステム開発研究員、Ed Seminaro氏は「膨大な量の情報をリアルタイムで処理できる新しい光技術の実現に大きな役割を果たすことができた。今回の発表は、光技術とHPCの将来にとってきわめて重要な成果だ」とコメントしている。

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