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イノライト、10G SFP+ERと40G CFP-LR4を発表

March 26, 2010, サンディエゴ--イノライト(InnoLight Technology Corporation:旭創科技)は、40G CFP LR4と10G SFP+ERトランシーバを評価用に出荷すると発表した。
 イノライトの40Gb/s CFPトランシーバモジュールは、IEEE.802.3baの40GBASE-LR4およびCFP MSA準拠デザインとなっている。モジュールは、10G電気データの4入力チャネルを4CWDM光信号に変換し、それを多重して40G光伝送のシングルチャネルとする。受信側では、モジュールは40G光入力をDEMUXして4CWDM光チャネルとし、それを電気データの4出力に変換する。
 4CWDMの中心波長は、ITU-T G694.2で定義されたCWDM波長グリッドの1271、1291、1311、1331nm。このトランシーバはSMFで伝送距離10kmまでをサポートしている。CFPパッケージ内のファイバはすべて融着もコネクタも使用していない。また、ファイバのルーティングはSUS304コンテナ内で取り回し、固定。機械的、環境的信頼性については、WDMセクションは調整してレーザ溶接でコンテナに固定し、さらに各々のCWDMレーザ、PIN/TIA TOとアライメントで調整し固定して、TOSA、ROSAの集積構造を形成している。
 CFP形状は、100Gデバイスを収容できる設計になっており、ソケット設計を変えることなくシームレスに40Gから100Gへの移行が可能となっている。
 SFP+モジュールは、40km伝送をサポートし、消費電力は1.5W以下。イノライトは、3Q 2010には80km伝送をサポートするSFP+ZR光トランシーバの製品化を目標にしている。

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