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1/2Tbit/s伝送用に業界初のシリコンフォトニクスMUX/DEMUX

March 26, 2010, Monterey Park--コツラ(Kotura Inc)は、500Gb/sWDMアプリケーション向けにエシェル(Echelle)グレーティングMUX/DEMUXの実証に成功したと発表した。
 1/2Tbit/sデモンストレーションは、サイオプティクス(CyOptics)と行い、テラビットフォトニック集積回路(TERAPICS)3年プログラム、2年目の成果実証を成功させた。
 Koturaが設計、製造した12ch MUXとDEMUXチップは、レーザアレイの光を直接1本のファイバに結合し、検出する。これによりレンズ、アイソレータ、レーザモニタ、TECsなどが不要となる。
 「業界では40/100GbEソリューションを開発しているが、次の大きなステップは500Gb/s、1Tbit/sとなる。マルチコアCPUや10Gb/s I/Oポートを持つサーバブレードの普及が進み、データセンタコアではより高速のニーズが加速している」とKoturaのマーケティング担当VP、Arlon Martin氏は説明している。
 KoturaのCTO、Mehdi Asghari氏によると、Koturaはこれまで小型、低クロストーク、低PDLの様々なWDMチップを設計してきた。波長1200~1600nm、チャネルスペース20~100GHzをサポートする4~40chのチップを設計。ATP-CyOpticsチップは、レーザアレイ、レーザ側のガウシアンフィルタ、ディテクタ側のフラットトップフィルタを特徴とするハイブリッドデザイン。
 500Gb/sのデモンストレーションは、ATP NISTプログラムでKoturaのパートナーとなっているCyOpticsで行われた。

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