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TektronixとOptametra、100Gbps光位相アナライザ

March 19, 2010, ビーバートン--テクトロニクス(Tektronix, Inc)は、DPO72004B 型オシロスコープとOptametra社 のOM4105 、OM4106コヒーレント光シグナル・アナライザを組み合わせた、正確で高速なアクイジション・システムにより、コヒーレントPM-QPSK( 偏波多重QPSK) 信号の優れた観測、測定が可能になった発表した。
テクトロニクスとOptametra 社は、3 月23 〜25 日に米国カリフォルニア州サンディエゴで開催されるOFC/NFOEC 展示会において、共同でこのソリューションのデモンストレーションを行う。
10Gbps を超える光伝送レートでは、ファイバの障害によって信号が大きく歪む。この問題を解決するためにPM-QPSK変調方式とコヒーレント検出方式が採用される。この多値変調方式により、既存のファイバインフラでも非常に高速なデータ・レートが可能になる。
PM-QPSK のテストは難しく、複雑な光変調器/復調器や、4chの同時リアルタイム信号取込みが必要になる。テクトロニクスの20GHz 帯域オシロスコープと組み合わせることでOptametra 社のシグナル・アナライザは、この帯域でコヒーレント信号の全光フィールドを測定、表示することのできる業界初のツールとなる。オープンアーキテクチャのMATLAB ベースのコンピューティング・エンジンを使用したOptametra 社のソリューションは、光ファイバの偏光における同相、直交のアイ・ダイアグラム、コンスタレーション、データ波形、ビットエラーレート(BER)を測定することができる。頻繁に使用する機能については、グラフィカル・ユーザ・インタフェースでコントロールできる。
100Gbps の光測定をサポートするため、Optametra 社はテクトロニクスのDPO72004B 型オシロスコープ を採用した。同様に、多くのOptametra 社製品のユーザも、高速なリアルタイム信号アクイジション・システムと4chにおける非常に優れたシグナル・インテグリティを必要とすることから、テクトロニクスのオシロスコープを採用している。
4chを装備したDPO70000B シリーズ・オシロスコープは、業界トップクラスの20GHz 周波数帯域、高速な波形取込レート、優れた信号忠実度、低ノイズ・フロアを実現している。DSA70000B シリーズは4 ch同時に超広帯域、ロング・メモリ、高速サンプリング・レート、高速波形取込レートを実現している。

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