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PC内蔵モバイル機器からのデータトラフィック急増

March 9, 2010, ニューヨーク--コンピュータ内蔵機器からのモバイルデータトラフィックが急増しており、このトレンドが続くと、2014年には月あたりの総バイト数は2008年計測の総トラフィックに等しくなる。
 このトラフィックは、携帯電話もしくはモバイルブロードバンドモデムを内蔵したラップトップ、ノートブック、モバイルインターネット機器(MIDs)から出ている。ABIリサーチの推定によると、2014年には約7900ペタバイトのデータが送信されることになる。このトラフィックの約90%がラップトップやノートブックからのもので、MIDsとメディアタブレットからのトラフィックはかなり少ない。
 ABIのシニアアナリスト、Jeff Orr氏は「ラップトップ、ノートブック、MIDsでモデム内蔵タイプは、ABIの予測期間で販売される製品の過半を占めるには至らないが、かなりの数になる。ネットワークオペレータがデータサービス契約に奨励金付価格でモデム内蔵ノートブックを供給していることが、USBで追加するモデムに対して、内蔵モデムコンセプトを後押しすることになっている」と分析している。
 データトラフィックは、ヨーロッパ、北米、アジアの一部からほぼ均等に発生している。世界のこれらの地域の消費者が保有するコンピューティング機器の実数、家庭やワイヤレスブロードバンドの競争の激しい市場環境を反映している。
 これらの地域で展開される4Gネットワークがデータトラフィック需要を押し上げるかという点については、ABIリサーチの予測では、2014年になっても4G経由のトラフィックは小さい。大部分は、3Gおよび2Gネットワークからほぼ均等に出てくる。

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