Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 24, 2010, ベルリン--FCIは､マージオプティクス(MergeOptics)の資産を買収した｡マージオプティクスは､光トランシーバ､AOCsなどのメーカー｡
　この買収によりFCIは､同社のパッシブおよびアクティブ銅線ケーブルアセンブリをマージオプティクスのAOCで補完し､データ/通信市場アプリケーションに対応していく｡
　データセンタやHPCでは､様々な標準で規定されているチャネルルパフォーマンスを伝送距離の長いケーブルでも維持することが必要になってきている｡現状の短距離用アプリケーションは､銅線の高速I/Oソリューション｡長いケーブル長を必要とするアプリケーションでは､AOCもしくはトランシーバを使用した光ソリューションとなる｡速度とポート密度に対する市場要求が強まっているので､サプライヤはより高速のソリューション､チャネルあたり25Gbpsの高速I/Oソリューションを可能とするAOCや光トランシーバに注力している｡
　｢今回の買収により､FCIは今後の顧客の要求に応えられるI/O製品ソリューションを提供することができるようになる｣と同社VP､ジェネラルマネージャ､Pete Curwen氏はコメントしている｡