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4Q09キャリアスイッチ/ルータ市場17%増

February 23, 2010, Campbell--Infonetics Researchは、「サービスプロバイダルータ/スイッチ」(4Q09)版を発表した。
 同社、主席アナリスト、Michael Howard氏によると、サービスプロバイダセグメントの上位2社、シスコとジュニパのルータ市場シェアが2008年の69%から、2009年には59%となった。これに対して、Alcatel-Lucent、フアウエイ、その他のベンダはシェアを増やした。また、テラブス(Tellabs)は、2009年にエリクソンを追い抜き、初めてNo.5になった。テラブスは、モバイル市場にフォーカスすることで2009年は特に好調だった。ルータベンダ上位6社はすべて、第4四半期の売上を2桁伸ばした。マイケル・ハワード氏は、キャリアがルータネットワークで固定とモバイルの統合戦略を推し進めていることを理由に「2010年もルータセグメントは継続して成長する」と見ている。
調査の要点
・4Q09のルータ/スイッチ(サービスプロバイダIPルータ、IPコアルータ、キャリアEthernetスイッチ、マルチサービスATMスイッチ)世界市場は、IPエッジルータ販売の牽引により、17%増となった。
・市場全体は第4四半期に大きく伸びたが、通年の損失をカバーするまでに至らず、前年比では2009年の市場は12%減、111億ドルとなった。
・アジアパシフィック地域だけは、IPエッジとコアルータが前年比で19%増。中国政府の通信刺激策、中国オペレータの新たな再編による競争が大きく寄与した。

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