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1080pポータブルプロジェクタの出荷台数は2014年に250万台

February 23, 2010, Wellingborough--IMSリサーチ(IMS Research)が発表した「ポータブルプロジェクタ世界市場-2010版」によると、2014年には1080pポータブルプロジェクタの出荷台数は250万台に達する。
 1080pポータブルプロジェクタ市場急成長の背景には複数の要因がある。1つは、大画面、高精細(HD)ホームエンタテーメント需要が急成長していること。次に、ほとんどの国で消費者の購買力が高まると予想されており、1080pポータブルプロジェクタに手が届くようになること。3番目に、1080p市場での競争が激しくなり、平均販売価格が急速に下がると見られていること。2009年に発表された多くの1080pプロジェクタはすでに、1000ドル程度の価格帯になっている。4番目に、1080pポータブルプロジェクタでLED光源の採用が広まり、明るさが向上すること。これは、バルブ交換までの時間が延びるので、消費者のメリットは大きく、時間と費用の削減にもなる。
 市場調査アナリスト、Michael Liu氏は、「1080pプロジェクタは、フルHD映画やTV番組に適している。今後、フルHD映画やTV番組が益々増えてくるので、1080pプロジェクタの普及が促進され、家庭用の大型アプリケーションにも入っていく」とコメントしている。

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