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光ネットワークハードウエア市場、4Q09に5%成長

February 17, 2010, ボストン--Infonetics Researchは、「光ネットワークハードウエア」予測レポート(4Q09)を発表した。
 オプティカルのディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏によると、2009年はフアウエイが4四半期のうち3四半期で最高売上を記録し、No.1ベンダとなった。アルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)は、第4四半期の売上ではフアウエイを上回ったが、通年でトップベンダの座を維持するには至らなかった。
 「2009年、光ネットワークハードウエア売上はアジア太平洋地域で小幅の増加を記録したが、世界規模では14%落ち込んだ。2010年に市場が15%増となったとしても、EMEAや北米では2007-2008年の水準にはまだ遠い。2010年はこの両地域では健全な成長が期待でき、業界の6-8%長期成長トレンドラインへの復帰に寄与すると見ている。アジア太平洋地域は予測が難しい。自然な成長と金余りから来る成長とが統合されているからだ」と同氏はコメントしている。
調査の要点
・光ネットワークハードウエア世界市場は、第4四半期に前期比5%延びたが、2009年の売上は前年比で14%減となった。
・2009年通年で、小幅とは言え、唯一成長したのはアジア太平洋地域だった。
・第4四半期では、アジア太平洋地域は減速したが、EMEAと北米は前期比で健全な成長を記録した。
・2009年に光市場でシェアを伸ばしたのは、フアウエイ以外では、エッジにフォーカスした富士通、アドトラン(Adtran)、ADVA。サービスプロバイダがモバイルバックホールや波長サービス拡大に投資を強めたので、エッジ市場で販売するベンダは、大小を問わず売上を伸ばした。
・2009年、フアウエイは堅実に売上を伸ばしたが、2010年には大きな逆風にさらされることになる。1つは、歴史の流れから、中国のサービスプロバイダのCAPEXレベルが一段下がること、もう1つは北米やEMEAで投資が回復するからだ。
・キャリアは40G導入を遅らせている。この動きは、3Q09に始まった。

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