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ハイパフォーマンスデータセンタ向けAOCでLuxteraとSiemon提携

February 3, 2010, Carlsbad--シリコンCMOSフォトニクスを開発しているラクステラ(Luxtera)は、シーモン(Siemon)と提携すると発表した。
 Siemonは、Luxteraの40GbpsシングルモードファイバトランシーバをベースにしたMorayアクティブ光ケーブリング(AOC)製品ファミリを販売する。SiemonはMoray AOC発売により、銅線と光ファイバのデータセンタソリューションポートフォリオを拡張する。Luxteraと提携することでSiemonは、従来のマルチモードファイバ(MMF)よりも安価に、高性能で伝送距離の長い光インタコネクトをデータセンタソリューションとして顧客に提供することができる。
 Siemonは、LuxteraのシリコンCMOSフォトニクス技術、ハイパフォーマンス、ローコストSMFに注目して同社との提携を選択した。CMOSフォトニクスは、集積OEチップ、ダイレクトアタッチファイバ、マイクロパッケージレーザを利用している。このファイバ・トゥー・ザ・チップ(Fiber-to-the-Chip)技術を利用することでSiemonのMoray AOCは、既存のVCSEL+MMFソリューションのコストと伝送距離の限界を打破することができる。短距離接続用にVCSELとMMFを利用する従来のソリューションとは異なり、LuxteraのシリコンCMOSフォトニクスベースのシングルチップトランシーバは、1~4000mまでの距離で、ビル内、ビル間の接続をサポートし、同時にAOCのコンポーネント数を減らし、信頼性を高めている。
 Luxteraのマーケティング担当VP、Marek Tlalka氏は、Siemonとの提携に関連して、「当社のハイパフォーマンス、ローコストトランシーバ技術を含む完璧なデータセンタソリューションを顧客に提供できるようになった」とコメントしている。Siemonは、シリコンフォトニクストランシーバ技術とSMF伝送メディアを使用することで、伝送距離を延ばしながら、経済優位性があるハイパフォーマンス高信頼・接続を提供することができる。
 Siemonが初めて製品化するAOCは、4レーンのQSFP 40Gアクティブオプティカルケーブリングファミリで、Ethernetスイッチ、FC SANストレージ、InfiniBandサーバシステムなど、様々なブレード、ボックス、ラック、コンテナ、ビルディング間のI/Oインタフェースをサポートする。

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