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光トランシーバ市場、2Q09から回復基調

February 3, 2010, Eugene--ライトカウンティング(Lightcounting)は、「光トランシーバ市場レポート」(January2010)を発表した。
 世界のトランシーバ販売は、2009年第1四半期に20%落ち込んだ後、Q2、Q3にそれぞれ6%、10%増加した。このトレンドから次の2四半期を予測すると、2010年第1四半期の販売は経済危機前の6億ドル水準に匹敵することになる。
 トランシーバ市場は、2009年下期に大きな改善を見せたが、これは空になった在庫を埋めるために購入が再会したからだとライトカウンティングは分析している。ファイバチャネル(FC)やEthernetを必要とするデータコムアプリケーションの回復が最も早く、テレコムネットワークで用いられるSONET/SDHやWDMモジュールはまだ横ばい状態が続いている。FTTx市場は経済減速の影響が最も少なかったが、これはFTTx導入が世界のサービスプロバイダの戦略的優先事項となっているためだ。しかし、多くの国々で政府が景気刺激策を発表したにもかかわらず、FTTxモジュールの販売は第1四半期、第2四半期ともに10%減となり、2009年第3四半期は6%の小幅増加にとどまった。光インタコネクトの販売は驚異的な伸びを示し、2009年第2四半期、第3四半期で、それぞれ85%、19%増を記録した。これらの増加のほとんどは、12×10Gbpsと4×10Gbpsの送信器、受信器、トランシーバおよび4×10Gbps、12×10Gbpsアクティブオプティカルケーブル(AOC)がハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)向けに出たことによる。
 このレポートは、100以上の製品カテゴリの販売を四半期毎に調査したもので、2008年Q3から2009年Q3までをカバーしている。アプリケーションは、SONET/SDH、Ethernet、FC、CWDM、DWDM、FTTxトランシーバ、パラレルモジュール、AOC。データは、トランシーバおよび光コンポーネントベンダ20社から提供を受けている。

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