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NKTフォトニクス、ダブルクラッドCRYSTAL FIBRE新バージョン発表

January 27, 2010, Birkerød--NKTフォトニクス(NKT Photonics A/S)は、CRYSTAL FIBREシリーズダブルクラッドファイバの新バージョンを発表した。
 DC-150-30-PM-Ybファイバは、特許となっているエアクラッド技術を用いたCRYSTAL FIBREで作製されており、低フォトダークニングが特徴。この偏波保持Ybファイバは、パルスレーザ増幅用ファイバアンプで一般に用いられる。
 ハイパフォーマンスファイバ増幅用には、CRYSTAL FIBRE DC-200-40-PZ-Ybファイバが広く採用されている。これは、巻けるシングルモードファイバでコアサイズが最大だからだ。アプリケーションは、産業用途が一般的だが、ここでは巻き径によって物理的なサイズが決まるので、新しいDC-150-30-PM-Ybに対する関心度は高い。
 DC-150-30-PM-Ybファイバの特徴は22μmのモードフィールド径のYbコア。これは偏波保持となっており、偏波消光比は15dB以上。150μmポンプコア径は、NA0.6までで、915nmまたは976nmの励起光を入れることができる。励起光吸収は、976nm励起で10dB/m。
 DC-150-30-PM-Ybファイバは、ファイバアンプを製造している顧客向けにOEM用として設計している。ベアファイバ、エンドシールド、クリーブファイバ、コネクタ付ファイバで提供できる。




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