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UC市場、2013年に10億ドル超

January 26, 2010, ボストン--Infonetics Researchは、ユニファイド・コミュニケーション関連のレポートを2本発表した。
 そのうち1本は、世界と地域市場シェアと予測、もう1本は北米企業のユニファイド・コミュニケーション(UC)装置およびサービス導入計画、大手UCベンダに対する評価を調査したもの、となっている。
 1本目のレポート「ユニファイド・コミュニケーションとIPコンタクトセンタ市場シェア、サイズ、予測」によると、ユニファイドメッセージングプラットフォームとコミュニケータソフトウエアクライアントからの世界規模の売上が2009年は4%減となる見通しだが、企業の電話経費全体の減少との比較では相対的な落ち込み幅は小さい。
 これと関連するレポート「ユニファイド・コミュニケーション導入戦略とベンダ評価:北米企業調査」は、エンドユーザの計画と認識とに焦点を絞っている。トップのコミュニケーションプロバイダに名前が挙がっているのは、Microsoft、シスコ、AT&T。
 Infonetics Researchの担当アナリスト、Matthias Machowinski氏は、「あらゆる種類の製品に対して企業は大幅な経費削減をしているが、これに抗してユニファイド・コミュニケーション市場は驚くほど堅調に推移している。恐らく、これは驚くにあたらないだろう。と言うのは、こうしたツールはユーザの通信やコラボレーションをより効果的にするように設計されているからだ。しかし、プロバイダの展望は盤石とは言い難い。企業は、従来の通信サプライヤの枠を超えて、スカイプやグーグルなどからのサービス提供を考慮に入れており、今後数年の市場展開は興味深いと考えられる」とコメントしている。
市場シェアレポートのハイライト
・コミュニケータクライアントの出荷は2008年上期(1H08)から1H09の間に1000%成長し、540万ドルに達した。売上は約3倍となったが、これはコミュニケータクライアントとコアテレフォニシステムとのバンドル販売を積極的に進めたことによる。
・1H09、アバイアはアグレッシブなOne-Xのアップグレード推進を行い
コミュニケータライセンスでトップの座を獲得した。
・IPコンタクトセンタとユニファイド・コミュニケーション市場は、世界経済が回復すると2桁の力強い成長に復帰すると予測されており、2012年、2013年には売上は10億ドルを上回ると見られている。
ベンダ評価調査のハイライト
・マイクロソフトとシスコが、調査回答者の中では最も広く導入されているUCサプライヤで、認知度も高く、ほとんどの重要な購入基準で高い評価を得ている。
・AT&TとシスコがVoIP装置とサービスプロバイダリストの上位にある。
・コスト、複雑さ、ネットワーク機能がUC導入の主要な障害となっている。
・UCのフォーカスは、モビリティ、マルチメディア、コラボレーションへの移行。回答者は、携帯電話、IM、ビデオ、コンファランスが統合されると見ている。

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