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オクラロ、DPSSLの競争力を高める800nm帯レーザダイオード発表

January 19, 2010, サンノゼ--オクラロ(Oclaro, Inc)は、業界一の低価格/業界一のハイパフォーマンス、8xx nmファイバカプルダイオードレーザ、Orionプラットフォームを発表した。Orionは、フォトニクスウエスト(PhotonicsWest)で展示される。
 最新のOrionダイオードレーザは、このカテゴリーでは競合製品の1/2のサイズ、1.5倍の輝度であり、波長808nmで出力30W、880nmで35W。200μmコア径のファイバから、0.15NAに95%の光が入っている。
 オクラロのハイパワーレーザダイオード担当のジェネラルマネージャ、Scott Dunbar氏は、「これまで中程度の出力のファイバカプルレーザ市場向けに、適切なレベルの輝度、ローコスト、ロバストで信頼度が高い製品がなかった。Orionプラットフォームは、こうしたすべてのニーズに応えるものであり、これによりDPSSLシステムは、ファイバレーザシステムに対して競争力を維持することができる」とコメントしている。
 最新のOrionプラットフォームは、オクラロがニューポートスペクトラフィジックス(Newport Spectra-Physics)ハイパワーレーザダイオード事業を買収したことによって実現した初めての統合製品。オクラロのチューリッヒ工場の技術、最先端のデバイス設計、独自のE2端面パッシベーション、Tucson工場のパッケージング技術を統合することで、高輝度Orionプラットフォームは群を抜いたパフォーマンスと信頼性を実現している。
 オクラロは、「Orionプラットフォームは、DPSSレーザにとって理想的なソリューションである」と主張している。ハイパワー、高輝度、ローコスト、小型形状を必要とするダイレクトダイオード医療および産業用の材料加工アプリケーションなどをオクラロはターゲット市場としている。

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