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プリズム社、大型ディスプレイ用に新技術発表

January 18, 2010, サンノゼ--プラズム(Prysm, Inc)は、大型ディスプレイ用に画期的な技術、LDP(Laser Phosphor Display)を発表した。LDPは、柔軟性、長寿命、鮮明な映像品質とともに、消費電力の最小化、環境への影響最小化を実現している。
 LDP像は、レーザエンジンで蛍光面を励起することで創られ、以下の利点を実現した初めての技術である。
Ecovative:消費電力は、他の技術よりも75%少ない。長寿命:LPDは長寿命半導体レーザと自動較正機構を使用して、均一な品質の映像を何年もの間トラブルなしに映し出す。自由な形状:LPDによりディスプレイの形状、サイズ、解像度に柔軟性が得られ、斬新なダイナミック環境が実現する。鮮明な映像:LPDにより、高輝度、高解像度、高コントラスト、自然色コンテンツがモーション・ブラー(動きのブレ)なしに実現可能となる。
 ディスプレイ市場調査会社、DisplaySearchのシニアVP、Paul Semenza氏は、「プリズムの技術は、大型ディスプレイの重要セグメントに対応したものであり、低い消費電力とスケーラビリティが特徴だ。この種の技術によって、消費者向けおよびプロフェッショナル向けのアプリケーションで新たな市場が拓ける」とコメントしている。
 LPDは、レーザ(lasers)で蛍光面をスキャンして、高速応答でRGBを発光させる。レーザは、ピクセル毎にON/OFF変調して映像を創り出す。この方法により、優れたパワー効率が得られ、寿命が延びる。フィルタを用いたり、バックライトを変調したりする従来のディスプレイとの大きな違いはここにある。
(詳細は、www.prysm.com)

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