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Vello Systems、40G/100Gシステムを複数の大手キャリアに導入

January 14, 2010, ミルピタス--ベロシステムズ(Vello Systems)は、40G/100G CX16000 Adaptive Optical Systemが複数のTier1サービスプロバイダに導入され、既存の10G光ネットワークで広帯域サービスが行われると発表した。
 Vello SystemsのCX16000は、既存の10Gファイバネットワークを40G、100Gに効率よくアップグレードして家庭や企業向けの帯域集約的なサービス需要増大に対応する必要があると考えるサービスプロバイダを念頭に設計されている。CX16000は、Vello SystemsのAdaptive Optical Service Routing(AOSR)技術をベースにしている。
 AOSRは、マルチキャリアフォトニクスを用い、メトロから長距離までいかなるタイプの光ネットワークでも波長あたり40G、100Gを提供する。同時に、今日の10G光インフラへの適合性も維持している。新しいAOSRベースCX16000は、16Tbit/sまでの拡張性、Zero-touch Capacity Expansionを提供できる。CX16000により、サービスプロバイダは自社の既存10Gネットワークに40G、100Gをオーバーレイする形で漸次アップグレードすることができる。既存のネットワーク装置に外部波長として挿入できるので、従来の40G技術と比べると大幅なCAPEX、OPEXの削減となる。
 Vello SystemsのAOSR技術の特徴には、最先端のマルチレベルルーティングがある。これはパケットスイッチングとアグリゲーションを統合したものであり、HDビデオ、VOD、ワイヤレスバックホール、データセンタインタコネクションのような帯域集約的なサービスを迅速かつ経済的に提供できる。パケットアグリゲーションにより、ネットワーク容量の仕様効率は著しく高まり、外部のルータが不要となるのでネットワークのハブロケーションが簡素化される。
 CX16000の最適化された、経済的なGbEサポートは、新しいIP/Ethernetベースの4G/LTEバックホールの決め手になる。
 CX16000は、低遅延、ノンブロッキングコンバージドファブリックをベースにしており、全てのプロトコルをトランスペアレントにサポートしている。使用している大規模フォトニック集積は、広帯域密度、省スペース、低消費電力、低発熱が特徴。

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