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LED LCD TV、2010年には3200万台に

January 13, 2010, ソウル/サンノゼ--ディスプレイバンク(Displaybank)は、2009年LED LCD TV推計結果と最新市場情報を発表した。
 それによると、2009年、3600万台のLED LCD TVsが販売され、サムスンエレクトロニクス(Samsung Electronics)が市場シェア68.3%で市場リーダーとなった。サムスンは、2009年Q1からエッジタイプバックライト技術をベースにLED LCD TVの開発とマーケティング戦略を継続してきた。その結果として同社は、世界のLED LCD TVの需要の7割を獲得できている。
 2010年、LED LCD TV市場規模は、3200万台になると予測されており、これは全LCD TVsの19%を占め、LED LCD TV時代加速の幕開けとなる。2010年、主要セットメーカーのLEDLCD TVの販売計画によれば、サムスンエレクトロニクスのLED LCD TV販売計画にある1000万は同社の3500万台のLCD TVラインナップの29%を占める。LGエレクトロニクスは、同社のLCDTVs2300万台〜25万台の内、500〜700万台をLED LCD TVsとする計画、またソニーは2200万台〜2500万台のLCD TVsの500〜700万台をLEDLCD TVsとする。シャープの計画では、1200万台のLCD TVsのうちLED LCD TVsは600万台となる予定。2009年下期、多くのセットメーカーやパネルメーカーはLEDLCD TVラインナップを強化したが、それだけではなく企業間のサプライチェーンの強化を通じてコスト競争力を確保することにも注力している。
 ディスプレイバンクのディスプレイ・リサーチグループ、シニアアナリスト、Allan Ji氏は、「メーカーによっては、LEDs、ライトガイドプレート(LGP)などのキーコンポーネントの供給が遅れることもある。コスト競争力も製品競争力も比較的弱い新規参入者は、生産目標達成は厳しいだろう」と予測している。
 LED LCD TVの生産急増が予測されているので、2010年はLED LCD TVの「普及戦略」を掲げる年となる。環境に優しい、低消費電力、超薄型などの要素が、LEDLCD TVへの移行を加速する。2013年、LED LCD TV市場は1億5600万台となり、全LCD TV市場の69.1%を占めることになる。ディスプレイバンクの予測では、LEDLCD TVは、2008年〜2013年の間にCAGR272%で急成長する。

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