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イクシア、アジレントのN2X製品ラインを買収

October 26, 2009, カラバサス-イクシア(Ixia)は、アジレント(Agilent Technologies Inc)のN2Xデータネットワーク製品ラインの買収に関する最終合意書に署名した。買収総額は現金4,400万米ドル。
同買収は、2009年10月30日に完了する予定で、N2X製品ラインと共に、世界中の顧客、営業および研究開発チームの移籍も含まれる。
イクシアの社長/最高経営責任者(CEO)、アトゥール・バトナガー氏は、「この戦略的な決断により、弊社は成長を加速させ、マーケットシェアを拡大し、世界中のユーザとパートナーにさらなる大きな価値を提供することが可能になる。高速Ethernet(10/40/100Gbps)IPテストにおける業界No.1の弊社は、N2X製品とその顧客ベースを活用し、特にEMEAとアジアの市場に製品を浸透させていく」とコメントしている。
ブロードバンドやキャリアアクセスプロトコルに対する深い専門知識に加え、N2Xはその分かりやすくかつパワフルなユーザインタフェースと優れた製品品質で、業界に知られている。イクシアは、N2X製品ラインをさらに改善・開発し、ユーザへのサポートを2015年まで継続する。イクシアはAgilentの顧客を継続的かつ包括的にサポートする「Fusionイニシアチブ」プログラムを発表した。同プログラムにより、N2Xのユーザは、イクシアの非常に高い拡張性、高速Ethernetのサポートおよびレイヤ4からレイヤ7までのアプリケーションテストをすぐに享受することが可能になる。
Agilentネットワークおよびデジタルソリューション事業の電子計測グループ副社長兼ジェネラルマネージャー、デビッド・チャーチル氏は、今回の買収について次のように話している。「世界中のAgilent N2X のユーザ、提携企業、従業員にとって、今日という日は非常に興味深いものだ。N2Xのユーザは、広範なプロトコルサポートを提供する使いやすいテストアプリケーションという当社の強い伝統に慣れている。イクシアと力を合わせることで、ネットワークテスト市場におけるあらゆる側面に渡り、革新と価値を促進することになるだろう。」
なお、財務情報としてイクシアは、同社の2009年第3四半期の総収入が、4,200万〜4,700万米ドルの見通しを上回る、約4,640万米ドルになると発表した。この予想収益には、今年6月にイクシアが買収したキャタプルトコミュニケーションズの四半期分の結果は含まれるが、今回、買収予定のAgilentのN2X事業に関する収入は含まれない。

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