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フアウエイ、エンド・ツー・エンド100G

October 5, 2009, 北京--フアウエイ(Huawei)は、北京で行われたP&T/ワイヤレス&ネットワークComm China2009で、エンド・ツー・エンド(E2E)100Gソリューションを発表した。
 ルータと光システムを統合した100Gソリューションによりフアウエイは、世界で初めてE2E 100Gソリューションを顧客に提供できるサプライヤーとなった。
 このソリューションにより、オペレータは、ウルトラブロードバンドネットワークを確立することができ、加入者にモバイルブロードバンド、HDビデオ、エンタプライズテレプレゼンスなどの付加価値サービスを提供することができる。フアウエイのE2E 100Gソリューションは、100GEポートベースのNE5000Eルータクラスタシステムと40/80ch×100GをサポートするOSN6800/8800 OTNシステムのネットワーキングにより実現することができる。結果的にオペレータは、ネットワーク容量を拡大し、ネットワークアーキテクチャを簡素化し、提供できるサービスを豊富にすることで競争力を高めることができる。
 フアウエイの100Gソリューションは、ルータ用の100GEカード(1×100GEと10×10GE)とWDM 100G OUTからなり、フアウエイのハイエンドNEルータとOTNsに商用導入される。
 ルータ用の100GEカードはNE5000Eルータクラスタシステムのスイッチング容量を200Tbpsまで拡大し、オペレータはネットワーク容量拡張要求に対応可能となる。カードは、自社開発のSolar 2.0 100Gチップセットを採用しており、ワイヤスピードのフォワーディング能力と保証されたサービスを提供する。特に、フォワーディングエンジンチップPFE2Aは、100Gワイヤスピード、プログラマブル機能、フルサービス提供、グリーンおよびエネルギー効率設計が特徴。
 WDM 100G OUTも、トランスポート容量を8Tbpsまで拡大している。フアウエイの100G O/EモジュールとコアチップをベースにしたWDM 100G OUTは、最先端のコーディング変調とコヒレントディテクション技術にコンパチブルであり、100G、10G/40Gのハイブリッドスピードのトランスポートを可能としており、40/80chを1500km伝送することができる。また、100G OUTは、最先端の大容量OTNスイッチングとASON技術の全般的な進化を促進するものとなっている。
 フアウエイ・テクノロジーズUSAのシニアチップセットアーキテクト、Bill Lynch氏は、「このチップとコヒレント光通信技術は、製品パフォーマンスの要である。2005年、フアウエイのアメリカR&Dセンタは、100Gチップと100GコヒレントディテクションアルゴリズムのR&Dに着手した。数年の開発努力を経て、アメリカR&Dセンタの業界トップの頭脳は業界トップのSolar 2.0 100GチップセットとODSP 100Gコヒレント光通信チップセットの開発に成功した。このチップセットの成功により、フアウエイはIPとオプティカル分野で業界トップのポジションを固めることができた。
 フアウエイは今日まで、チャイナモバイル、チャイナテレコム、BT、テレフォニカ、Etisalatなどの業界をリードするオペレータと協力して、約100のバックボーンネットワーク、600のメトロネットワークを世界中に構築してきた。Huawei NE5000Eとマルチシャーシシステムの出荷は1000セットを超えており、160000セットのOTNsも世界中のオペレータに出荷されている。
 調査会社によると、フアウエイは、世界のWDM市場でNo.1にランクされており、2009年第1四半期の世界ルータ市場シェアでは、最大の成長を達成している。

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