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富士通、FLASHWAVE7500をP1に納入

September 24, 2009, 東京--富士通は、マレーシアの広域光ネットワーク網を構築している通信事業者、Packet One Networks(P1)に、高速光波長多重伝送装置「FLASHWAVE7500」を納入した。
同製品の納入はマレーシアにおいては初めてとなる。
P1では、同製品を活用し、2009年8月にマレーシアの首都クアラルンプールとセランゴール州との間を結ぶ全長約100kmの光ネットワークの主幹線運用を開始している。
 P1は、マレーシアの通信事業者で、2008年8月にはWiMAX商用サービスを開始するなど、マレーシアの高速ブロードバンド網を整備している。マレーシアの首都クアラルンプールとその周辺の都市にサービスが提供され、現在は北マレーシアにまで拡大している。P1はマレーシアでは広範囲のWiMAX ネットワークオペレータ。
今回、「FLASHWAVE 7500」がP1の無線ブロードバンド網を支えるインフラ装置としてマレーシアの首都クアラルンプールやセランゴール州で採用された背景について富士通は、同製品の「高効率な高速光通信を実現するROADM技術」「消費電力の軽減が図れる技術」が評価されたもの、と説明している。「加えて、マレーシア通信市場における光伝送装置などの当社機器の採用実績、富士通100%出資現地法人Fujitsu Telecommunications Asia Sdn Bhdのサポート力により、今回の納入が実現した。」
 富士通の高速光波長多重伝送装置「FLASHWAVE 7500」は、ブロードバンドが普及している北米や国内において、大手通信事業者やケーブルテレビ会社に、固定・無線通信回線の基幹ネットワークにおける中核装置として数多く採用されている。アジアにおいては、2008年8月のベトナムに続く採用。
「FLASHWAVE 7500」の特長
光信号を効率的に活用するWSS技術により、光信号の経路設定や変更が遠隔操作できる。また、光信号のままでさまざまな経路に分岐する技術であるROADMを搭載したことにより、光信号から従来の電気信号への変換を行なう必要があった装置に比べ、消費電力などの運用費用を大幅に削減することができる。
また、同製品は、SONET/SDH系、Ethernet系、データ系と多様なインタフェースに対応している。

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