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製造コスト削減を目的にレーザイメージングを開発

September 8, 2009, アーリントン--海軍研究局(ONR)の資金を得て開発された新しいレーザイメージング技術は、VIRGINIAクラス潜水艦(VCS)の製造サイクルで7700以上の人時(manhours)を削減できる。
 2008年6月に試験稼働に成功したレーザイメージプロジェクション技術を利用することで、ジェネラル・ダイナミックス・エレクトリック・ボート(GDEB造船会社)は、VCSの初期の調達期間中に装備のレイアウトを自動化することができる。この自動化により、現在の方法と比べて推定85%の労力を削減し、1船体で50万ドルのコスト削減が可能となる。
 レーザイメージング技術はOneStop CADデータベースで生成する3Dデジタル船舶設計データを利用する。OneStopは、GDEB製造モデルから位置データを抽出し、様々な付属品の数量と設置場所を決定する。
 GDEBプロジェクトチームは、OneStopを使うことで、紙型と計測への依存を止めた。チームは、試験プログラム期間中に22VCS船体シリンダの21に4822の電動換気ハンガーを取付け、8862のスタッドを導入した。
 レーザイメージングプロジェクション技術は、最終的には付属品のマークポイント特定に必要なCADモデル情報に製造作業者が直接アクセスできるようになる。
 GDEBプロジェクトチームは、この技術の利用拡大を継続して評価し、将来的には配管や他の位置固定付属品の設置点にも適用することを目指している。潜水艦の船体が筒状であるので、この技術が適していると考えられているが、他の船舶建造への適用も検討されており、海軍の船舶建設計画でコスト削減が期待されている。

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