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2013年にはシンガポールが最もファイバ接続が普及した国に

September 2, 2009, ボストン--ストラテジ・アナリティクス(Strategy Analytics)のアナリスト、Ben Piper氏は、「将来のブロードバンドは、明らかにファイバ接続だ」として、「既存のテレコxDSLインフラは耐用年数の終わりに近づきつつある。間もなく、帯域ハングリーなアプリケーションをサポートできなくなる」と指摘している。
 ストラテジ・アナリティクスが発表したランキングによると、世界で最もファイバブロードバンドが普及している上位10カ国のうち8カ国はアジアと東欧の国々となっている。2009年末には、韓国の51%の世帯がファイバに接続し、世界で最もファイバ接続が普及した国になる。これに続くのが、日本(36%)、香港(22%)、台湾(16%)、リトアニア(16%)。
 ストラテジ・アナリティクスの分析によると、シンガポールは2013年までに韓国を追い越してファイバ接続No.1の国になる。シンガポール政府の“iN2015”計画は、その一部で1GbpsのFTTPネットワークを建設するというもので、現在建設中。100%の完成は、2013年1月の予定。
 同様にしてオーストラリアは今年、310億ドルの国家ブロードバンドネットワーク(NBN)を立ち上げ、現在のファイバ接続ランキングNo.21から2013年には一気にNo.8に躍り出る。政府支援のFTTPベースソリューションの目標は、今後8年で100MbpsのFTTPサービスを90%のオーストラリア世帯、学校、企業に提供することことにある。
 ストラテジ・アナリティクスの「グローバルブロードバンド予測:2009年上期」は、世界の5地域、60カ国をカバーする調査となっている。

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