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Infinera、光集積ベースのシステムで海底市場に参入

September 2, 2009, サニーベイル--インフィネラ(Infinera)は、光集積の利点を世界の海底ネットワークに持ち込む、新たな海底ソリューションを発表している。
 Infineraの海底ソリューションは、容量強化、新サービス、短時間の導入など、PICの利点を世界の海底ネットワークに持ち込むように設計されている。同海底ソリューションは、海底ネットワークの陸上端極に設置される設計となっており、すでに出荷されてグローバルクロシング(Global Crossing)でライブトラフィックを運んでいる。
 世界中のキャリアは海底ネットワークで帯域需要が増加すると見ている。これは、北米、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカ、中東、アフリカでインターネットが普及し、ネットワーク利用が増えていることによる。これらのネットワークは、現状の容量が限界に来ているところが多い。
 Infineraの海底ソリューションは、数々の技術的ブレイクスルーをベースにしている。大規模光集積回路(PIC)は海洋横断用にSOAを追加して強化されている。強化されたPICは新しいSubmarine Line Module(SLM)に実装されており、SLMによりすべてのラインカードはPICベースDWDM容量が100Gbpsとなる。1本のファイバに、16までのSLMモジュールを多重するInfineraの海底ソリューションは、既存の海底光ネットワークを160波まで拡張する。加えて、同ソリューションは、従来のDWDM海底ネットワークと比較して、大幅なコストとスペースの削減ができる新技術を備えている。
 Infineraの海底ソリューションは、すでにグローバルクロシングを含む世界のキャリアが導入しており、約50,000ルート・kmに達している。グローバルクロシングが導入しているのは、Mid-Atlantic Crossing(MAC)とSouth American Crossing(SAC)ネットワークの26,000ルート・km。

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