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QCL用ハイパフォーマンスマウンティング
August 27, 2009, Bozeman--ILX(ILX Lightwave Corporation)は､LDM-4872､温度コントロール付量子カスケードレーザ(QCL)マウントを発表した｡
LDM-4872は､QCL用に設計されており､制御温度範囲が広く､QCLを真空で動作させることができ､ミッドIRレンズ付XYZステージがオプションとなっている｡
同製品がサポートしているのはC-Block, Alpes ST, NSチップ･オン･キャリアパッケージおよび顧客独自のQCLパッケージ｡組込熱電モジュールとハイパフォーマンス水冷コールドプレートにより､10Wまでの熱負荷で-30~30℃までのアクティブ温度制御が可能｡XYZステージの設計には注意が払われており､真空もしくは窒素を除去した環境を維持しながら高精度調整が可能となっている｡オプションのXYZステージは､LDM-4872が真空下にあっても高精度調整ができる｡XおよびY軸用高精度差動調整スクリューは25μm/rev微調整に対応｡刻みレンズカートリッジはZ軸の高精度調整用に64のスレッドを持つ｡カバーする波長範囲を広げるために､4つの標準6.5mm非球面レンズがオプションで用意されている｡
LDM-4872は､QCLアプリケーションR&D用に最適化されている｡同製品は標準の接続ケーブルにより､ILXのLDX-3232 High Compliance VoltageLDドライバ､温度コントローラとコンパチブルになっている｡
