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PerkinElmer、Max Planckの光電子増倍管技術を独占ライセンス

August 21, 2009, Waltham--パーキンエルマ(PerkinElmer, Inc)は、マックスプランク(Max Planck Innovation)の超高速、低クロストークシリコン光電子増倍管(SiPM)技術のライセンス供与で独占契約を結んだ。
 SiPMは、超高効率フォトン検出、超短応答時間、超低電力消費を特徴としており、様々な低光レベル(LLL)アプリケーションに適用できる。この技術は、モスクワ国立工科物理大学(MEPhI)から来たBoris Dolgoshein教授の研究グループが最初に開発し、さらにMEPhIとミュンヒェンのマックスプランス物理大学のMasahiro Teshima, Dr. Razmik Mirzoyanとの強力で研究を前進させた。
 「マックスプランス研究所のこの革新的なSiPM技術によって、重要な人間および環境ヘルスアプリケーションが期待できる」とパーキンエルマのグローバルディテクション事業部長VP、Michael Ersoni氏はコメントしている。「このライセンス契約は、パーキンエルマの業界最先端のフォトン検出ソリューションを補完し強化するものだ。マックスプランクのSiPM技術にアクセスできることで、パーキンエルマはPET診断スキャニングや様々な蛍光分析アプリケーションを含むアプリケーションで地歩を強固にすることができる。」
 パーキンエルマのフォトン検出ソリューションには、ハイパフォーマンス用としてはSiとInGaAs APDs、PIN-PD、蛍光分析や医療診断における分子検出用途としてはチャネルフォトマルチプライヤがある。

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