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TataとTyco、アジア各国を結ぶ海底ケーブルを完成

August 20, 2009, モリスタウン/シンガポール--Tata CommunicationsとTyco Telecommunicationsは、TGN-イントラアジア(TGN-IA)ケーブルシステムの敷設、テスト、始動を完了した。
 あらゆる伝送仕様に準拠していることを検証する包括的なテストプログラムを締めくくったことで両社は東南アジアのTGNの地域的、国際的接続の最終段階を完了した。
 6700kmのTGN-IAシステムは、香港、シンガポール、東京、ベトナム、フィリピンを結び、アジアパシフィック地域に多様なルートを提供することになる。
 Tata Communicationsのネットワーク戦略、アーキテクチャ&オプティマイゼーション担当VP、Simon Cooper氏は、近年この地域の重要ケーブルシステムが同時切断されたことに触れ、「アジアのネットワークトラフィックは大きな影響を受け、ほとんどの接続は香港と台湾間どこかで障害が出た。TGN-IAは、Tataがケーブルシステムを可能な限りルートの多様化を進めていたため、幸いなことにダメージを免れた。これにより、この地域のビジネスの安定に貢献し、顧客にサービス提供を続けることができた」とコメントしている。
 ケーブルシステムは、アジアパシフィック地域の地震や危険地域を割けるように戦略的に設計し、ルートを決めている。当初の設計容量は、都市間で3.8Tbps、東南アジアと北アジア間の遅延は極めて少ない。イントラアジアケーブルは、Tata Global Network TIC and Pacificケーブルシステムと組み合わせて、インドからアジア、さらに米国まで伸びるTata Communicationのマルチテラビット容量のケーブルシステムとなる。また、この地域の既存ケーブルシステムの強力な補完ともなる。このケーブルシステムは、Tata Global Networkとシームレスに統合、Tataのグローバル接続を可能にする重要部分となる。
 TGNイントラアジアケーブルシステムは、シンガポールと東京間にダイレクトファイバパスを設けており、最速接続(RTD 63ms)サービスを提供できる。

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