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IP/Ethernetバックホールの最大課題

August 14, 2009, キャンベル--Infonetics Researchは、「モバイルバックホールネットワークにおけるIP/Ethernet:世界のサービスプロバイダ調査」を発表した。
 Infonetics Researchのキャリア/データセンタネットワーク担当主席アナリスト、Michael Howard氏によると、IP/Ethernetへの移行は進んでいるが、課題がないということではない。「IP/Ethernetバックホール採用の最大の障害はセルサイトにEthernetサービスが存在しないことだ。こうした課題に対しては、銅線のセルサイトにファイバを導入し、サービスを提供することで対処しようとしているサービスプロバイダが多い。オペレータやトランスポートプロバイダは、パケットタイミング/同期が2G/3G音声トラフィックに対応していないと考えており、したがってメーカーはこうした問題の克服のために開発、インターオペラビリティに注力する必要がある」(Howard氏)。
主な調査結果
・モバイルバックホール装置は活気のある市場。キャリアの投資は、2008年に19%増、世界規模で46億ドルに達した。インターネットが益々モバイルを使うようになるため、この市場は2013年には約110億ドルになると予測されている。
・IP/Ethernet導入の引き金となった出来事は、LTE、IP lubインタフェースもしくはEthernetを有するIPベースステーションの導入、大容量高速パケットアクセス(HSPA+)の追加。
・サービスプロバイダの回答者は、時間/同期問題などの克服が課題、と答えている。対処法として、デュアルもしくはハイブリッド戦略を考えているところが多い。60%は、既存のTDMバックホール設備で2011年もしくはそれ以降も音声トラフィック(依然として収益源の中核)を流す。2011年までには、73%がネットワークの一部で音声とデータを単一のIP/Ethernetバックホールで流す。
・40%の回答者は、2010年末までにはEthernetマイクロ波を採用したセルサイトバックホールが5〜10%になると回答している。

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