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テルストラとノーテル､長距離40G/100Gトライアル
August 4, 2009, シドニー--テルストラ(Telstra)とノーテル(Nortel)は､過去最高の長距離で次世代100Gbpsと40Gbpsのトライアルに成功した｡
トライアルは､100Gbpsがアドレード(delaide)とシドニー間の2038km､40Gbpsがシドニーとアドレードルートのループバックを含む3370kmで行われた｡いずれのトライアルともノーテルの光技術を用いテルストラの既設伝送路で行った｡
テルストラ ネットワークス&サービスグループのマネージングディレクタ､Michael Rocca氏は､｢顧客の帯域要求が瞬く間に現在の限界を超えるので､世界中のキャリアは次世代の伝送技術を探している｣と語り､今回のノーテルとのトライアルについて｢主要な装置やインフラのアップグレードなしに既設のネットワークが現状よりも遙かに大容量のトラフィックを運べることを示せた｣とコメントしている｡
テルストラの説明によると､帯域需要の二大要因はオンラインビデオの高まる映像品質向上とビデオ会議のようなエンタプライズアプリケーション｡オーストラリア国内の都市間ネットワークトラフィックは10倍に増えており､テルストラはシドニーとメルボルン間の伝送リンクを10Gbpsから40Gbpsにアップグレードして需要急増に対処すると発表している｡
今回のトライアルはノーテルのDWDMリンクを使用し､7月3日から17日までの2週間､テルストラの既設光インフラで再生なしの伝送を行った｡
