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ケーブルブローバンド堅調、ブロードバンドCPE市場悪化

June 15, 2009, キャンベル--Infonetics Researchは、2009年第1四半期の「ケーブルブロードバンドハードウエアと加入者」「ブロードバンドCPEと加入者」調査を発表した。
 「2008年の記録的市場拡大(12億8000万ドル)に続いて、ケーブルブロードバンドハードウエア市場は、2009年第1四半期も堅調に推移した。一方、ケーブルCPEセグメントは落ち込んだ。この第1四半期の落ち込みは2009年の厳しさの予兆となっており、経済不調とテレコムの積極攻勢により新規加入者の追加が難しくなりそうだ。しかし、1Q09の通信装置に対する大規模な投資削減に比べると、ケーブルブロードバンド市場は幾分明るいと見られており、ケーブルオペレータのDOCSIS3.0設置拡大、T-CMTSやI-CMTSからM-CMTSアーキテクチャーへの移行、真の双方向通信とDVB-MHPサービスサポートに向けたハイブリッドIP/QAMビデオサービスの導入に取り組んでいることからも証明できる」(ブロードバンド/ビデオ担当ディレクティングアナリスト、Jeff Heynen氏)。
ケーブルブロードバンド市場
・世界のケーブルブロードバンドハードウエア(CMTS、ユニバーサルエッジQAM)1Q09の前期比売上は、わずか0.2%減と堅調。
・CMTS販売は、前期比でわずかに上昇(0.9%)。
・オペレータは、2008年に導入した下りの容量を使い切るまで可能な限り投資を控えようとしており、DOCSIS3.0関連設置にも戦略性を強めている。
・シスコが世界市場のリーダーだが、アリスは重要市場北米で売上シェアを7%伸ばしている。

ブロードバンドCPE
・ブロードバンド顧客側装置(CPE)の販売は、DSL、ケーブル、住宅用ゲートウエイ、音声CPEを含めて、前期比8%落ち込み、9億4500万ドルとなった。
・今後数年は、ブロードバンドCPE市場の伸びが期待されている。サービスプロバイダが、QoS保証の音声、データ、ビデオのバンドルサービスを提供するために集積度の高い(より高価)なホームネットワーキング機器を導入しようとしているからだ。(MSOは、同じことをDOCSIS3.0で行う:ILECsと競合オペレータは、VDSL2、PON、Ethernet FTTHで行う)。
・世界のDSL加入者数は、2008年に25%増、2億8300万件となった。
・ワイドバンドCPEセグメントは、前年同期比42%増(ワイドバンドケーブルモデム、ワイドバンドケーブルブロードバンドケートウエイ、ワイドバンドEMTAsを含む)。
・トムソン(Thomson)とモトローラは、DSLオペレータとケーブルオペレータへのCPE出荷が増え、ブロードバンドCPE世界市場でリードを続けている。

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