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DPSSレーザに取って代わる超短パルスファイバレーザ

June 10, 2009, サザンプトン--超短パルスファイバレーザメーカー、フィアニウム(Fianium)は、微小材料加工アプリケーション新工場を立ち上げたと発表した。
 米国オレゴン州、ポートランドの新工場でフィアニウムは、OEMsと密接に協力して材料サンプルのテストを行う。最大の注目点は、同社の多様なピコ秒ファイバレーザ特性によって得られる加工結果だ。この工場を通じてフィアニウムは、超短パルスファイバレーザが様々な材料のレーザ加工にとって比類のない、優れたソリューションであること示そうとしている。例えば、ポリマ、有機組織、反射性の金属など、従来のDPSSレーザでは加工が難しかった材料の加工だ。
 工場の立ち上げにあたり、フィアニウムはフォトニクスエンジニアリングサービスを提供しているサミット・フォトニクス(Summit Photonics)社と提携した。同社CEOは、業界で25年の経験を持つDr.Brian Baird。同氏は、レーザ加工用の業界最高の固体フォトニクスソリューションを先駆的に開発してきた。Summit Photonics、ElectroScientificIndustries(ESI)在籍期間を通じて、同氏はマイクロエレクトロニクス、半導体、太陽光発電デバイスなどのレーザ加工ソリューションを何世代にもわたって開発した。
 従来のレーザソリューションに対する効率のよい代替ソリューションとして、超短パルスファイバレーザを実証するだけでなく、両社の専門家チームの経験を統合することによって、同チームが最先端の超短パルスファイバレーザ加工アプリケーション開発の中核となることが期待されている。

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