All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

とどまるところなく成長するモバイルバックホール装置市場

June 4, 2009, キャンベル--Infonetics Researchは、モバイルバックホール装置、接続、セルサイト、サービス料金を調査した「モバイルバックホール装置とサービス」を発表した。
 「モバイルネットワークのデータ利用がバックホールネットワークのトラフィック爆発を引き起こしている。帯域を必要とするモバイル機器のアプリケーションが普及したことで影響が大きくなっている。AT&Tによると、同社のモバイルバックホールネットワークのデータトラフィックの半分は、iPhoneが生み出している。しかし、iPhoneユーザは、7800万の携帯電話加入者のうちの数百万にすぎない。どこのキャリアでも、この爆発的なIPデータトラフィックに対応するためにバックホールネットワークの帯域を増やしている。最も効果的で経済的な方法は、TDMからパケットIP/Ethernetに移行することであり、これがモバイルバックホール装置市場を後押ししている」(主席アナリスト、Michael Howard氏)。
 「世界中のほとんどの地域で、バックホールセルサイト接続の約60%がマイクロウエーブ。これは増加しており、マイクロウエーブはモバイルバックホール市場では最大にして最速の成長セグメントとなっている。マイクロウエーブの採用が相対的に少ない北米でさえ、導入が増加している。経済性、帯域の両面でマイクロウエーブにスケーラビリティがあるため、マイクロウエーブはバックホールソリューションとして優位性を得ている」(ディレクティングアナリスト、Richard Webb氏)。
調査のハイライト
・モバイルバックホール装置への投資は、2008年に世界で健全な19%増、46億ドルに跳ね上がった。今後5年で、売上は爆発すると予測されている。
・IP Ethernetバックホールに移行する理由は多いが、主なものは以下の通り。バックホールコストが上昇していること。モバイルブロードバンド加入者数が増え続けており、2010年には10億を超える見込みであること。EDGE, EV-DO, HSPAにより帯域利用が跳ね上がり、新たなHSPA+、WiMAX、LTEによっても帯域は増加し、YouTubeのようなインターネットアクセスが普及してモバイルビデオのダウンロード、MP3ファイル、端末でのオンラインゲーム、アプリケーションダウンロード、P2Pトラフィックなども普及すること。
・2008年から2013年の間、技術的激変は、Ethernetマイクロウエーブ、Ethernet銅線、Ethernet光ファイバ。
・世界中の全ての地域で、オペレータは徐々にEthernetに移行する。アジアパシフィックや中南米では、全般的なモバイルトラフィックが音声にとどまる期間が長いので、Ethernetへの移行は緩慢に進む。

製品一覧へ

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.