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Ethernetスイッチ市場回復の鍵はデータセンタの変革
May 28, 2009, レッドウッドシティ--DellOro Groupによると､2009年第1四半期､世界のEthernetスイッチ市場は､20%を超えるマイナスとなり､年換算では最悪の年となる｡Ethernetスイッチ回復の鍵となるのがデータセンタの変革であるとDellOroGroupは見ている｡
｢データセンタ関連需要は拡大しており､ベンダもこの市場をターゲットにしている｣とDellOro Groupのディレクタ､Alan Weckel氏は言う｡｢VoIPへの移行初期と同様に､データセンタは10GbEによる技術変革の初期段階にある｡10GbEは､今後のデータセンタを大きく変えていく｡｣
DellOro Groupのレポートによると､データセンタ内のファブリック統合として､業界がEthernetに傾斜していることから､2009年の唯一の成長セグメントは10GbEとなる見込みだ｡シスコ､ジュニパ､Force10などはすでにハイエンドデータセンタスイッチをリリースしている｡ラスベガスで開催されるインタロップ期間中にもベンダ各社がデータセンタ向け10GbE製品をリリースすると見られており､これも2009年の10GbE成長に大きく貢献するものとなる｡
