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NYSE EuronextとCiena、初の100Gネットワーク

May 11, 2009, Linthicum--ニューヨーク証券取引所(NYSE) Euronextとシエナ(Ciena Corporation)は、初の100Gネットワーク導入計画を発表した。100Gネットワークにより、NYSEEuronextは高速性と超低遅延を実現し、米国、ヨーロッパおよび世界中での株式相場、取引、オプション期日、その他の金融取引を容易にすることができる。
 100Gシステムとして使用されるのは、シエナのCN4200 RSFlexSelect Advanced Services Platform。このプラットフォームを使用して、1波長で100Gbpsのデータストリームを流す、NYSE Euronextの通信バックボーン、SFTI(Secure Financial Transaction Infrastructure)ネットワークを構築する。顧客は、SFTIネットワークにより、広範な金融情報や取引アプリケーションに最大限アクセスできる。
 シエナの100G技術はコアインフラ要素となり、ニューヨークとロンドン都心にあるNYSE Euronextの最新データセンタの増大する帯域需要をサポートする。これらの設備は2010年運用開始が予定されており、ペタバイトの情報からなる日々10億以上の取引に対応した同社の運用ハブとなるように設計されている。
 NYSE テクノロジーCEO、NYSE EuronextのCo-Global CIO、Stanley Young氏の表現によると、「NYSE Euronextは、交換オペレータでもあり、技術系企業でもあるので、最高品質と統合性を備えた技術的、運用的インフラを確かなものにし、最高水準のスピードと容量、低遅延と最大限の柔軟性を実現することが極めて重要になる」。この新しいデータセンタとネットワークをシエナの技術で強化することによって、NYSE Euronextとその顧客は、取引の実行やミッションクリティカルな情報の配信で競合に明らかな差をつけることができる。

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