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ネットワーク接続機器に明るい展望

April 14, 2009, スコッツデール--コアホームネットワーキング製品市場の成長は、市場飽和と価格低下のために、ここ数年減速している。この落ち込みが、現在の世界経済減速によるものでないことは明らかだ。予測によると、コア・ホームネットワーキング機器市場は、2014年まで下降トレンドとなっている。
 しかし、ネットワーク接続メディア機器市場セグメントは、力強い成長を続ける。ABIリサーチによると、ネットワーク接続機器の市場規模は、今年の約740億ドルから、2010年には940億ドル超となる。
 「ゲームコンソール、TV、STBなどのネットワーク接続メディア機器によって、コア・ネットワーキング企業は下降市場から新たな方向に転ずる機会が得られる」とシニアアナリスト、Jason Blackwell氏は指摘する。「Linksys(Cisco)やNetgearのようなホームネットワーク機器ベンダ、ブロードコムのようなネットワーキングシリコンベンダは、ホームエンタテーメントネットワーキング、ネットワーク接続家電を狙うこれらの成長製品カテゴリをターゲットにすることができる」。
 この分野を狙う他のベンダとしては、Apple, Roku, Vuduがある。
 メディアネットワーキング市場における最高の機会は、家庭用オーディオ/ビデオ配信、サービスプロバイダが提供する新しいサービスから生まれてくる。最初は、Wi-Fiが接続の大半を占め、Ethernetがそれに続く。やがて、電力線、同軸、光速ワイヤレス接続が普及率を高めていく。
 ABIの調査「ホームネットワーキングとデジタルホームネットワーク市場分析」は、ホームルータ、ゲートウエイ、ブリッジなどを含むコア・ホームネットワーキング機器市場の潜在能力を見極めるものとなっている。

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