All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

2012年までに台湾ではファイバがDSLに取って代わる

April 6, 2009, ケンブリッジ--ナローバンドとDSLからファイバへの移行により、台湾のインターネット市場は、2008年の16億ドルから2013年には23億ドルに成長するとピラミッドリサーチ(PyramidResearch)は見ている。
 台湾の人口は2270万。2008年のサービス売上は105億ドル。台湾はアジア太平洋地域で6番目に大きな先進通信市場。調査を担当したアナリスト、Daniel Yu氏は「今後5年にわたり年平均(CAGR)2.8%で市場は成長、2013年には120億ドルに達する。この成長は主にモバイルデータアプリケーションの利用増からくるものだ。2008年から2013年までの間に、市場の売上げの83%は、ブロードバンドとモバイルデータから得られる」と分析している。「このトレンドに期待してオペレータは、低価格のモバイルデータカードやPC/データカードバンドルの導入に積極的になっている。」
 しかし、音声ビジネスからの安定した売上が縮小しているので、オペレータは売上を伸ばす手段としてファイバに目を向けている。「台湾は、世界で最もファイバの普及率が高い国の1つであり、2008年末で世帯の7%がファイバブロードバンドサービスを受けている。他のブロードバンドソリューション、特にDSLと比べてファイバが魅力的な価格になれば、ファイバを導入する世帯総数は2012年までにDSL世帯を凌駕し、2013年までにはファイバ導入世帯は41%に達する」と同氏は説明している。
 「ファイバへの移行により、台湾のインターネット市場は2013年までに44%拡大する。中華電信は、価格を下げ、IPTVとのバンドルにより、DSLとナローバンドユーザを積極的にファイバに乗り換えさせようとしているので、インターネット市場は2008年の16億ドルから、ファイバの加入者が410万となる2013年には23億ドル規模に達するものと見られている。」

製品一覧へ

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.