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シエラ･モノリシクス､100G MUX/DEMUXチップセット
March 17, 2009, Redondo Beach--シエラ･モノリシクス(Sierra Monolithics)は､世界初100Gクロック多重ユニット(CMU)集積MUXとCDR集積DEMUXを発表した｡
これは100G用としては初めてのソリューション｡このデバイスは､短距離データセンタやHPCだけでなくキャリアの長距離､メトロネットワークで使われる装置にとってもキーコンポーネントとなる｡キャリアネットワークでは､IPTV､インターネットビデオ､マルチメディアコンファランス､HD番組､モバイルビデオフォーン､オンラインゲーム､ネットワーク･ストレージ､その他の広帯域トランスポートペイロードの伝送容量が伸びているからだ｡
シエラ･モノリシクスは､40Gファミリをベースにして､業界初の100G MUX/CMUとCDR/DEMUXを開発｡このチップセットにより､100Gトランスポンダモジュールやラインカードの開発が可能になる｡
シエラ･モノリシクスのTheta-100Gソリューションに含まれるのは､SMI10021 10:4MUX/CMUとSMI10031 4:10CDR/DEMUXデバイス｡いずれも､40Gソリューションと同じ第4世代､130nm IBM 8HPBiCMOS SiGeプロセス技術を使用｡これにより､最小のサイズ､コスト､消費電力が実現されている｡デバイスは表面実装BGAパッケージで供給される｡BiCMOSは､ローノイズが重要視される高速トランジスタスイッチングに適していることから､100Gにとっては当然の選択｡バイポーラSiGeによってCMOSに比べて利得､周波数が高くなり､ノイズフロアが下がり､伝送システムが厳しいアイクオリティパラメタを満足するようになる｡Theta-100Gチップセットは､4×25.0Gb/s〜28.3Gb/s(100-113Gb/s)で動作し､DP-DQPSK変調プリコーダ機能を集積している｡DP-DQPSK変調を使用することで､100Gネットワークは､旧いタイプのファイバで問題となる信号劣化要因に対する耐性が向上する｡
Theta-100Gチップセットは､クライアント側に10×10.3Gb/s(MLD/CAUI)もしくは11×11.2Gb/sSFI-Sインタフェース､OIF SFI.S準拠のデスキュー機能､ライン側には84UIDPSSMLD/CAUIインタフェース用プリスキュー機能を持つ｡
