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ザーリンク、シンクロナスEthernetチップ

February 24, 2009, オタワ--ザーリンク(Zarlink Semiconductor Inc)は、新たに高集積シングルチップソリューションを発表し、シンクロナスEthernetポートフォリオ拡張を行う。同チップによってメーカーは、同期Ethernetをサポートするネットワーキング装置のアップグレードや設計が容易になる。
 キャリアは、ザーリンクのシンクロナスEthernetを利用して、運用コストを下げ、売上を増やすことができる。この技術を利用することで、音声、ビデオ、データ、モバイルアプリケーションやサービスをIPベースの有線、無線ネットワークで、正確にエンド・ツー・エンド伝送ができるからだ。ザーリンクは、1GbE、10GbEの極低ジッタクロックをサポートする完全集積、標準準拠ソリューションを提供する唯一のサプライヤであり、メーカーは迅速かつ経済的にラインカードのアップグレードを行い、シンクロナスEthernetの完全サポートができる。
 「キャリアは積極的にパケットネットワークのコストを下げようとしているので、エンドユーザに対してパフォーマンスと品質を維持した新しいタイミング技術に対する需要が高まっている」とザーリンクタイミング/シンクロナイゼーションループ製品ライン部長、Jeremy Lewis氏は話している。ザーリンクは、世界の装置メーカーにタイミングソリューションを提供している大手サプライヤ。同社の新しいシンクロナスEthernet技術は、重要なエンド・ツー・エンドネットワークタイミングパフォーマンスを提供するもので、導入しやすく、標準準拠ソリューションであり、コストを下げ、製品の出荷を早めることに貢献する。
 同社のシンクロナスEthernetソリューションは、これまでに幅広くキャリアがテストし、装置メーカーにデザインインしており、主要なPHYベンダとのレファランスデザインでも実証されている。ザーリンクの新しいタイミングカード、ラインカードソリューションは、現在量産出荷中であり、すでにアクセス、ワイヤレス、ルータおよびメトロEthernetアプリケーションにデザインインしている。
 ザーリンクは、ITU-TリコメンデーションG.8262完全準拠、シングルチップシンクロナスEthernetソリューションを提供できる唯一のサプライヤで、同製品は1GbEと10GbE PHYの両方に対して極低ジッタクロックをサポートしている。サービスプロバイダは、パケットネットワークの同期を計画しているので、ITU-Tリコメンデーション完全準拠が重要だ。

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