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ケーブルブロードバンド、過去最高

February 24, 2009, キャンベル--Infonetics Researchによると、ケーブルブロードバンドは、長期的なDOCSIS 3.0戦略が短期的な経済不安を押しのけ、オペレータがアップグレードを行い、記録的な数のポートを購入したので、世界の販売額は12億ドルに達した。
「普通なら、ポートに大きな投資をした後の四半期あるいは1年は、ベンダの売上げは大きく落ち込むものだが、2009年は事情が違う」とInfonetics Researchのディレクティング・アナリスト、Jeff Heynen氏は指摘する。「確かに売上は、わずかに落ち込むが、通常予測されるほどではない。その理由は、ケーブルオペレータが引き続きCMTSやユニバーサルエッジQAM装置などを、若干ペースは落ちるとは言え、購入するからだ。テレコがすぐ後に迫ってきており、ケーブルオペレータは、ブロードバンドや電話加入者で得た大きな利益をとられたり、犠牲にしたりするつもりはない。」
レポートの要点
・2008年はケーブルブロードバンドハードウエア装置市場にとっては最高の年だった。世界の販売額は前年比で35%増、12億ドルに達した。これは、チャネルボンディングをサポートするために、CMTS下りポートを積極的に導入したため。
・4Q08、CMTSとユニバーサルエッジQAM(UEQ)を合わせた市場は前年同期比3%増、2億7500万ドル、3Q08比では28%減。
・経済の先行き不安と米国における住宅建設の減少により、この四半期はフラットだったが、2009年を通じて影響はもっと拡大すると考えられる。その理由は、ケーブルオペレータが、加入者が支出を再開するまで、またブロードバンドサービスのアップグレードに支出を振り向けられるようになるまで、オペレータはポートの設置を控えるからだ。
・経済の先行きは不安ではあるが、ケーブルオペレータは、経済低迷期間中もCMTSとUEQへの投資を維持するために3つの戦略目標を掲げている。DOCSIS 3.0の拡大、T-CMTSとI-CMTSからM-CMTSアーキテクチャへの移行、tru2wayとDVB-MHPサービスをサポートするためにハイブリッドIP/QAMビデオサービスを導入すること。
・コムキャストは、2009年に全北米家庭の65%にDOCSIS 3.0のホームパスを行うと発表。
・経済的な圧力とケーブル価格が高いために、2009年、2010年の北米の加入者獲得は限定的。
・他の地域では、テレコファイバやVDSLと競争力のある価格であるため、加入者獲得は比較的に優位に進む。
・日本や韓国、J:COM、CJ Cablenetおよび他のオペレータは、すでにDOCSIS 3.0の浸透度は80%を超えており、今年中には建設は完了する見込み。
・短期的には、M-CMTSやスイッチト・デジタルビデをサポートするためにUEQ導入数は増加するが、長期的には、UEQの導入目的はケーブルIPTVやスイッチトユニキャストサービスとなる。

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