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2008年の通信ブロードバンド新規加入者減速

February 17, 2009, エルセグンド--iSuppliによると、通信ブロードバンド市場は、2008年の新規加入者数が大きく落ち込んだ。
 iSuppliのブロードバンド/デジタルホーム担当主席アナリスト、Steve Rago氏は「通信の新規加入者は、前年までの5年間、2桁成長を続けたが、2008年は9.1%落ち込んだ」と指摘している。最も打撃が大きかったのが北米で2008年の新規加入者数は310万件、2007年の650万件から56.1%減となった。世界の先進地域は、2008年中にブロードバンドが飽和状態に達した。それに対して、開発途上地域では成長は続いた。これらの地域の中で、ラテンアメリカが最も強力な伸びを示した。新規ブロードバンド加入者数は落ち込んだものの、ブロードバンド装置販売の世界的売上は前年比で9%増となった。
 ブロードバンドアクセスネットワークをアップグレードする必要性に駆られて、2007年比で新たなFTTH接続は90%増、新たなVDSL接続は54%増となった。ケーブルネットワークの世界では、多くのヨーロッパおよびアメリカのオペレータがDOCSIS 3.0を導入し、ブロードバンドアクセスデータレートは大きく伸びた。iSuppliは、2008年を高速アクセスネットワークの1つの到達点と見なしている。ブロードバンド市場のこのセグメントにおける成長は今後数年に渡り、引き続き加速するとiSuppliは見ている。2008年は、主にテレコTVが、2008年の高速アクセスネットワークアップグレードを後押しした。事実上、全ての電話会社と新興アクセスサプライヤが、2008年中にTVサービスを導入した、あるいは導入を計画した。テレコのTV加入者全体は880万件増加し、2008年末の総加入者数は1850万件に達した。2008年の間にテレコTVはアーリーアダプタの段階から、成長段階に移った。テレコTV用装置の世界の販売額は、2008年末で58億ドル。今後5年で、このセグメントの販売額はCAGR 20%で伸びていくとiSuppliは予測している。
(詳細は、www.isuppli.com)

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