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アルファライト、808nm、0.65W励起ダイオードレーザを発表

January 29, 2009, Madison--アルファライト(Alfalight, Inc)は、波長安定化された0.65W、808nmシングルエミッタ励起ダイオードレーザ、SFF 3mmQ-マウントパッケージを発表した。
 同デバイスは、アルファライトの波長安定化技術:Wavelength Stabilization Technology(WST)をベースに、ピコプロジェクタやレーザディスプレイシステムなどのマイクロレーザアプリケーションに高効率、温度安定なDPSSを拡張したものである。同社独自のWST技術は、レーザチップ上の集積グレーティングを利用し、励起波長をマイクロレーザゲインミディアムの狭い吸収バンドにロックする。これには消費電力の大きな温度制御回路は不要。WSTポンプレーザは効率整合的な標準励起技術であるので、アルファライトはマイクロレーザ市場に優れたポンピングソリューションを提供し、既存および新たなマイクロレーザデザインの双方で消費電力効率と安定性を高めている。さらに、動作もパッケージングも標準のレーザダイオードと同じであるため、顧客のデザイン移行が容易になっている。
 固体レーザ材料の吸収が改善されたために、WSTダイオードは既存のマイクロレーザ設計で大幅なパフォーマンス向上を実現した。新しいデザインではさらに利得が改善され、温度制御回路なしで広い温度範囲にわたりパフォーマンス維持が可能になっている。特に、WSTは、Nd:YAG、Nd:YVO4マイクロレーザにおける吸収を大きく改善し、ピーク吸収係数は標準的なBALより80%以上高い。また、励起レーザ波長は、25℃~45℃の温度範囲で材料の吸収ピークにロックされている。倍波技術を適用することで、これらのマイクロレーザは効率のよいグリーンレーザ光源にできる。DPSSアプリケーションには、グレーティングがポンプレーザのモード安定化に貢献しているため、モードノイズ低下となる。グリーンレーザアプリケーションでは、励起ビームが標準的なBALと比べて温度依存性が少ないため、出力安定性が強化されている。
 パッケージは、3×4×1mm Q-マウント。

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