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フロリダ大学、OLEDの効率で前進

January 15, 2009, ゲインズビル--フロリダ大学(University of Florida)の材料科学と材料工学は、青色OLED(organic light-emittingdiodes)の効率で新記録を樹立した。
 青色は白色にとって重要であるので、この前進はコンパクトな蛍光灯よりも遙かに効率がよい照明実現のための障害克服に寄与することになる。
 この成果は、UF材料科学/工学教授、Paul Holloway氏と助教授のJiangeng Xue氏の共同研究の成果。
 OLEDは、無機のLEDと似ているが、無機の半導体ウエハよりも大きなガラス基板上に有機半導体で形成される。コンピュータモニタのディスプレイに使用した場合、効率、彩度、視野角の点で優れている。OLEDディスプレイは、携帯電話、カメラ、パーソナルデジタル機器でも使われる。ソニーは、最近OLEDフラットパネルTVを発売した。
 研究チームの青色OLEDは、ピーク効率50ルーメン/Wを達成した。研究チームの目標は、100ルーメン/Wを超える効率の白色光を実現することにあるので、今回の成果は目標達成への大きな一歩と言える。
 また、OLEDは「チューナブル」でもある。各OLEDが個別の光を持ち、異なる色のOLEDを組み合わせて様々な色合いの光を出すことができる。

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