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固体照明市場、2018年に567億9000万ドル

October 21, 2013, Dallas--固体照明(SSL)市場は、従来の照明技術、CFL、CCFLから脱してLED照明に移行しつつある。
とは言え、米国の根強い財政的混乱、インドやブラジルなどの新興経済地域の景気低迷、欧州諸国が直面している債務危機などが照明市場に悪影響を及ぼしている。 
自動車は、LEDバックライトから大きな恩恵を受けており、長寿命、小型化、エネルギー効率、照明の調整機能が、LED TFT-LCDバックライト普及に貢献している。従来、LED照明はインフォテーメント用にダッシュボードで使われていたが、今ではフロントライトやテールライトにも用途が拡大している。導入されているLEDの寿命は、自動車の寿命よりも長い。また、ハイパフォーマンスICで駆動する照明調整機能は自動車業界に大きなメリットをもたらしている。
LEDメーカーは、バックライトアプリケーション需要減退により、照明製品にフォーカスを移している。バックライトアプリケーション需要減の主因は、ディスプレイ市場でOLEDの浸透が進んでいること。いずれは、製造コストの低下により、OLEDパネルの価格が下がり、OLEDのディスプレイ市場への浸透は一段と進み、LCDやLEDディスプレイ技術に取って代わると予測されている。サムスンLED(Samusung LED Co. Ltd)やLGイノテック(LG Innotek Co. Ltd)など、多くのアジア企業はOLED装置や材料市場で優位を占めるための準備を進めている。PLED市場は製造面ではまだ揺籃期にあり、完全な商用化に至っていない。PLEDの製造は、限定的なアプリケーション向けの小型ディスプレイに限られている。
SSL市場全体は、2013-2018年の予測期間にCAGR 18.7%で成長して、2018年には567億9000万ドルに達する見込みだ。2012年、世界のSSL市場全体ではAPACが最大市場シェア49.8%でリードしている。北米とヨーロッパがAPAC地域に続き、SSL市場でのシェアは、それぞれ23.9%、19.9%だった。
(詳細は、 www.marketsandmarkets.com)

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