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LEDは2016年には世界の照明市場の1/4を占める

April 22, 2013, Santa Clara--生産能力の大幅拡張、価格低下、環境問題、政府の補助金などが後押ししてLED照明需要が急成長している。NPDディスプレイサーチ(DisplaySearch)の「LED照明市場と予測」レポートによると、LED照明アプリケーションは、2012年の1600万ユニットから2013年には2倍の3300万となり、2016年には約3倍となる。
その結果、全てのLED照明製品(スポットライト、LED照明器具、街灯、LED電球と蛍光管タイプ)は、2016年に9000万に達し、LED照明アプリケーションの世界規模での普及率は、2012年の5%から、2016年には26%に拡大する。この拡大の大部分は商用アプリケーションの増大、政府の刺激策、省エネ技術に対する消費需要に負っている。最大成長は、商用アプリケーションで使用されている蛍光管を置き換えるLEDベースチューブ、LEDベース街灯、多様な形状とサイズの革新的デザインのLED照明器具。
日本は2011年以来、最大のLED照明アプリケーション市場となっている。この状態は2016年まで続くとNPDディスプレイサーチは見ている。中国におけるLED照明の成長率は、2012-2016年の期間では他の地域よりも高い。これは政府の第12次5カ年計画によるもので、すでにLED街灯増加の原動力となっている。北米とヨーロッパも2016年までのLED照明アプリケーション需要は成長する、特に蛍光管タイプのLED照明が伸びる。
LCDバックライト向けLEDは沈滞市場であるが、LED照明は現在、最大のLEDアプリケーションである。2014年、一般照明は最大のLEDアプリケーションとしてディスプレイバックライトを凌駕する。LEDチップ市場は供給過剰となっている。これはLEDメーカー、特に中国メーカーがMOCVD装置に巨額投資をしたため。結果的に競争激化、価格急落を招き、LED照明普及を促進することになったが、LEDメーカーの利益は縮小している。これにより、多くのLEDメーカーの垂直統合が進み、LEDチップメーカーがチップ、フォスファ、制御回路を統合して照明エンジンを作り、LEDパッケージメーカーはランプのアセンブリを統合している。照明市場で成功するには技術統合だけでなく、光学設計、ブランドや販売チャネル戦略の開発も必要となる。
(詳細は、 www.displaysearch.com)

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