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エネルギー消費に関心を持つ非住宅分野がLED照明に好意的

April 2, 2013, Kuala Lumpur--Frost & Sullivanは「非住宅分野LEDアジア太平洋市場」調査を発表した。2012年の市場規模は、約1億8380万ドル。これが2017年には4億2040万ドルに成長すると予測されている。この調査がカバーしているのは、商用、建築、公共、産業および公共照明分野。
照明は、非住宅分野の公共料金で大きな割合を占めている。エネルギー効率向上が求められており、コスト効率のよい照明を選択するようになると見られている。LEDは、機能的にもエネルギー効率でも排熱でも従来の照明よりも優れており、APACの非住宅分野で非常に有望視されている。
Frost & Sullivanのエネルギー&環境調査アナリスト、Prashanth Kay氏は、「LEDランプは再利用可能性が高いので、カーボンフットプリントを削減するという企業の社会的責任政策にも一致する」とコメントしている。
LEDの利点は明らかだが、従来の照明からLEDに移行する際に必要となる初期投資が大きいことで躊躇することが多々ある。しかし、エネルギー節約を通じてROI(投資に対する利潤)が得られることを示して顧客を説得することも可能だ。
価格低下のもう1つ根拠は技術の発展にある。LED市場には多様な製品があり、家主は照明ニーズに合うように製品を選択することができる。LED企業の成功は、製品の多様性とカスタマイズができること、また顧客が決断できるように情報を提供することによって導入が決まるとも言える。
Kay氏は、「最近のブレイクスルーがLED照明の性能限界を拡張し、アプリケーションが広がり、複数のエンドユーザセグメントでLEDが使えるようになるだろう」と見ている。同氏によると、LED照明技術の改善にともない、一般照明にLEDの採用率も高まる。

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