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柔軟なマーキング

 英オートメーション・システムズ社(Automation Systems)は、BMW MINIの最新のモデルチェンジ車(写真)用にインパネ上部パッドの歩行者側に“AIRBAG”の文字をマーキングするよう依頼を受けた。
 いくつかの自動車には、“AIR BAG”ロゴがインパネの一部として型押しされているが、これには金型において詳細な作業が必要となる。また、これは、“AIRBAG”ロゴの位置を金型の段階で確定しなくてはならないことを意味する。このロゴをレーザでマーキングできるのであれば、ロゴの位置、サイズ、形状、フォント、コントラストを総合的に見直し、最高の結果が得られるまで改良できる。
 この用途では、車内および車外の異なる方向からでもはっきりと見えるロゴをレーザによってマーキングしなくてはならないため、マーカにはいくつもの課題があった。自動車が衝突事故に巻き込まれた場合、その事故に対応する救急隊員が、開かなかった可能性のあるエアバッグの存在に気付かなくてはならないため、これは非常に重要な要求だ。
 また、マーカは、左ハンドルモデルでも右ハンドルモデルでも、部品上のバーコードラベルを読み取り、その情報を機械に取り付けられた付属品上のセンサからの情報と関連付けることによって、自動的にレーザマーキングできなくてはならなかった。
 オートメーション・システムズ社に対する一連のレーザマーキング加工の指導は、英国のロフィン・バーゼル社によって、同社のダベントリーの工場でPowerLine E-10を用いて行われた。このレーザは、英数字、ベクターグラフィック、バーコード、マトリックスコードを異なる材料にマーキングでき、その短パルスの能力により濃い色の表面にも高コントラストのマーキングができる。
 要求されている“クリーン”な文字を背景の材料に対して良好なコントラストかつ25秒の目標サイクル時間でマーキングできる最適なレーザパワーの設定、パスの数、速度、ライン幅を決定するためにいくつもの試みが行われた。
 同一の装置で左ハンドルモデル、右ハンドルモデルに対応するという要求は、レーザ装置にビームスイッチと二つのマーキングヘッドを組合せる事によって達成できた。レーザ、ビームスイッチ、二つのマーキングヘッドを組合せるコンセプトは、オートメーション・システムズ社に最適な解決策をもたらし、同社の顧客には、ロード/アンロードが容易で操作も簡単な装置を提供することができた。www.as-uk.co.uk

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